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マレーシア英語
日本語
発音
語彙
A デヴィ(マレー系) Devi B アナ(インド系) Anna
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A
Anna, can send me to the LRT Station tomorrow at seven?
アナ、明日7時にLRTの駅に送ってもらうことってできる?
"Anna"は第2音節に第1強勢が置かれている(米英語・英英語では第1音節に第1強勢がある)。
can send me to the LRT Station tomorrow at seven? can you send me to the LRT Station tomorrow at seven? "can send me to the LRT Station tomorrow at seven?"は"can you send me to the LRT Station tomorrow at seven?"の意味。マレーシア英語では主語が脱落することがある。 "LRT"は"Light Rail Transit"の略で、クアラルンプールの主要なスポットを結ぶ路線のこと。「軽量高架鉄道(LRT)」
B
How come?
なんで?
How come? Why? "How come?"は"Why?"の意味。「なんで?」
I thought you always go to work with Mei Ling.
いつもメイ・リンと一緒に仕事に行ってるじゃない。
"thought"の"th"は[t]の音で発音されている(マレーシア英語の特徴)。また、英英語と同じく、"work"の"r"は発音されていない。
A
Mei Ling is sick lah.
メイ・リンは体調不良なの。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
She’s on MC.
病気休暇中よ。
MC medical certificate "MC"は"medical certificate"の意味。「病気休暇」
B
Eh? What happened to her?
え?何があったの?
"happened"の"pen"の部分にも強勢が置かれている(米英語・英英語では第1音節のみに強勢が置かれる)。"What happened to her?"は最後の"her"に文強勢が来ている(英米語・英英語ではhappenedに文強勢が来る)。
A
She fell down while jogging yesterday and she sprained her ankle.
昨日ジョギング中に倒れて、足首を捻挫しちゃったの。
"sprained"の"ai"は単母音化して、「スプレーン(ド)」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。"and"の"d"は開放が省略されており、聞こえない。また、英英語と同様、"her"の"r"は発音されていない。
B
Aiyoh, poor thing!
まあ、かわいそうに!
英英語と同じく、"poor"の"r"は発音されていない。
Aiyoh! "aiyoh"は苛立ち・驚き・感嘆などを表す間投詞。中国語の「哎哟」。
Tell her to be careful and take care okay.
足下に気をつけて、お大事にするようメイ・リンに伝えて。
音節が時間的に等間隔に出る音節リズムが顕著に現れている(マレーシア英語の特徴)。また、英英語と同じく、"her", "careful", "care"の"r"は発音されていない。
A
I will, but tomorrow how?
うん。でも明日はどうしよう?
"but"の"t"は開放が省略されていて聞こえない。
but tomorrow how? but how can I go to work tomorrow morning? "but tomorrow how?"は"but how can I go to work tomorrow morning?"の意味。「でも明日の朝はどうやって仕事に行けばいいんだろう」
Can you send me or not?
送ってもらえることってできる?
or not? "or not?"は相手に確認を求めるために文末に置く付加疑問のこと。
B
I’m going early tomorrow lah.
明日は早く出ちゃうの。
英英語と同じく、"early"の"r"は発音されていない。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
I have to leave by 6:30.
6時30分には出ないと。
"30 (thirty)"の"th"は[t]の音で発音されている、また第1強勢も英英語・米英語とは異なり、"ty"の部分にある(以上、マレーシア英語の特徴)。 "I have to leave by 6:30."は素早く発音され、弱化して"I"と"have"の語頭の/h/が脱落している。
Got a meeting in KL.
クアラルンプールで会議があるから。
"meeting"の"ing"の部分にも強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴)。"Got a"はつなげて米英語のように/t/がたたき音で発音され、「ゴラ」のように聞こえる。
Got a meeting in KL. I got a meeting in Kuala Lumpur. "Got a meeting in KL."は"I got a meeting in Kuala Lumpur."の意味。「クアラルンプールで会議がある」
A
I will be ready early. Don’t worry.
早く支度するから、心配ないわ。
英英語と同じく、"early"の"r"は発音されていない。また、"Don't"の"t"は開放が省略されていて聞こえない。
B
Drop you at the Kelana Jaya station, is it?
ケラナ・ジャヤ駅で降ろせばいいんだよね。
"station"の"a"は単母音化した上に、短く発音されて、「ステッション」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。"it"の"t"は開放が省略されており、聞こえない。
Kelana Jaya station "Kelana Jaya station"はLRTのケラナ・ジャヤ線の駅の一つ。「ケラナ・ジャヤ駅」
is it? "is it?"はここでは確認を求めるための付加疑問として使われている。
A
Ya. Can ah?
そう。お願いできる?
Ya. Yeah. "Ya"は"Yeah"の意味。「はい」「ええ」
Can ah? Can you do that? "Can ah?"は"Can you do that?"の意味。「お願いできる?」 "ah"は中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞「啊」で、賞賛・肯定・驚き・疑問を強調する文尾に置かれる。
And I will grab back home after work.
帰りはGrabで乗って帰るから。
"home"の"o"は単母音化して、「ホーム」のような発音になっている(マレーシア英語の特徴)。英英語と同じく、"after", "work"の"r"は発音されていない。
grab "Grab"は東南アジアのUberともいえる配車サービスで、アプリのこと。ここでは「Grabで車を呼んで乗る」という動詞として使われている。
B
Can.
いいよ。
Can. Sure. "Can."は"Can (or not)?"に対する肯定的な答えを表す。「もちろん」「いいよ」(マレーシア英語・シンガポール英語共通)
場所: 居間
状況: デヴィがアナに翌日の朝に車で送ってもらえないか頼む。