A
Oh my God!
うわ!
"God"の母音が米英語のようにかなり長く発音され、[gɑ:d]と発音されている。
Mary! Look! Oi Mary!
メアリー!見て!ねえメアリー!
B
Huh? What's wrong?
え?どうしたの?
A
Look there! It’s him!
あそこ見て!彼よ!
"there"の"ere"の発音では、"r"が発音されておらず、さらに単母音化もしているため、「ゼー」のように聞こえる。この話者は母音の後の"r"が発音される場合とされない場合があり、かなり揺れがみられる。
A
It’s that guy. The one in the news!
あの人よ。ニュースに出てる!
"that"の"t"は閉鎖の開放が省略されており、聞こえない。
B
How I know who?
私が知ってると思う?
How I know who?How do I know who that is?"How I know who?"は"How do I know who that is?"の意味。「私が知ってると思う?」
What’s his name?
彼の名前は?
"name"の"a"は単母音化して、「ネーム」のように聞こえる。
A
Aiyah, I don’t know
ああ、名前が出てこない。
"know"の"ow"は単母音化して、「ノー」のように聞こえる。
Aiyah,Oh, my God!"aiyah"は苛立ち・驚き・感嘆などを表す間投詞。中国語の「哎呀」。
but he’s the one with the black leather jacket and sunglasses.
でも、黒い革のジャケットとサングラスの人がそうよ。
"leather"の"r"の発音は英英語と同様、発音されていない。また、第二音節に強勢が置かれている。
B
Are you sure or not?
本当なの?
"are"、"sure"、"or"の"r"はどれも英英語と同様、発音されていない。
or not"or not"は相手に確認を求めるために文末に置く付加疑問のこと。
A celebrity? Here?
有名人が?ここに?
"Here"の"r"の発音は軽く発音されている。この話者は母音の後の"r"を発音しない場合が多いが、発音するときもあり、揺れがみられる。
A
Ya. I’m sure.
ええ、そうよ。
"Sure"は後ろの母音に強勢があり「シュワー」のように発音されている。
Let’s go and talk to him.
彼に話しかけに行こうよ。
文末の代名詞"him"アクセントが置かれている(米英語・英英語などでは通常、"talk"にアクセントがある)。
B
No! Shy only lah.
やめて!恥ずかしいじゃない。
Shy only lah.It's just embarrassing."Shy only lah."は"It's just embarrassing."の意味。「恥ずかしいだけ」
lah"lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。ここでは強調する意味で使われている。
A
Please lah.
お願い。
lah"lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
Come, we selfie with him.
来て。彼と自撮りしようよ。
ここでも文末の代名詞"him"アクセントが置かれている(米英語・英英語などでは通常、"selfie"にアクセントがある)。
selfietake a selfie"selfie"は"take a selfie"の意味。「自撮りをする」
B
Eee! Dowan!
えー!いやよ!
Dowan!I don't want to!"Dowan"は"I don't want to."の意味。「やりたくない」
Make him perasan only.
有名人だと自惚れさせちゃうだけよ。
また、"onlý"の"-ly"ように、米英語・英英語では強勢の置かれない音節にも強勢が置かれて発音されることがある(以上、マレーシア英語の特徴)。
Make him perasan only.It only makes him conceited."Make him perasan only."は"It only makes him conceited."の意味。"perasan"はマレー語で「自惚れる」という意味。
He is not that famous lah.
そんなに有名人じゃないのに。
"that"の"th"は[d]の音で発音されていて、「ダット」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。
lah"lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
A
Please lah, come with me.
お願い。一緒に来て。
lah"lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
I won’t get another chance. I want to post on my IG.
二度とこんなチャンスないから。インスタグラムに載せたいの。
"another"の"r"の発音は英英語と同様、発音されていない。
IGinstagram"IG"は"instagram"の意味。写真をアップロードすることができるSNSのこと。
Sure to get a lot of likes one.
いいねがいっぱい貰えるだろうから。
"Sure"は後ろの母音に強勢があり「シュワー」のように発音されている。"a lot of" の/t/が米英語のようにたたき音で発音されている。
one"one"は強調・確信を表す間投詞。シンガポール英語でも使われる。
B
Aiyoh! Okay lah.
もう!わかったよ。
AiyohOh, my God!"aiyoh"は苛立ち・驚き・感嘆などを表す間投詞。中国語の「哎哟」。
Let’s go before he walks away.
彼がどこか行っちゃう前に行こうよ。
"away"の"ay"は単母音化して、「アウェー」のように聞こえる。