東京外国語大学言語モジュール

インド英語発音
Actually, I need a favour from you."Actually"は第2音節の-tual-に語アクセントが置かれている。
You know, my bike broke down yesterday. It's in workshop, and it will not be ready before evening."know"の"ow"や"yesterday"の"ay"は単母音化して「ノー」、「イェスタデー」のように聞こえる。また、"ready"の/r/はたたき音で、日本語のラ行音のようになっている。(以上、すべて印英の特徴)。"workshop"は英英語、米英語では"work-"にアクセントがあるが、ここではアクセントの移動が起こって"-shop"が強く発音されている。"ready"も"-dy"にアクセントがある。
I urgently need to go to CP for some important work. I can take an auto, but it's going to take very long."urgently"、"to"などに含まれる/t/はそり舌の[ʈ]で発音されている(印英の特徴)。
Can I borrow your scooter for a couple of hours?"borrow"、"your"の/r/をたたき音で発音している。また。/l/の音は一貫して明るいlになっている(印英の特徴)。"borrow"は第2音節"-row"にアクセントが置かれている。
I might need it in the evening, though."need it in the evening, though"は繋げて発音され、「二ーディティン ディイーヴニンドー」のように聞こえる。"though"の"th"は破裂音となり、日本語のダ行と同様の音になっている。
It'll take me not more than a couple of hours."not"の/t/はそり舌の[ʈ]で発音されている(印英の特徴)。
OK. Here is the key."here"の/h/が脱落して、その代わりに/j/の音がついている(語頭に/j/が挿入されるのは印英の特徴)。