東京外国語大学言語モジュール

インド英語発音
But there's something I need to talk to you about…"there's"の/z/は"something"の/s/と繋げられているため、発音していないように聞こえる。"something"の/θ/は閉鎖音で、日本語のタ行と同じ発音(印英の特徴)。"there's something"で「デアサムティン」のように聞こえる。
Okay. Is everything alright?"OkAY"の最初と最後の母音はいずれも長母音で「オー」「エー」と発音している(印英の特徴。米・英英語では二重母音で「オゥ」「エィ」。)
I accidentally knocked down your vase and it broke."knocked"の/k/と/d/は閉鎖が開放されていないため、"knocked down"で「ノッダウン」のように発音されている。"vAse"の/v/は[ʋ]で発音されており(印英の特徴)、母音は長母音(英英語・印英共通)。そのため、この単語は「ワーズ」のように聞こえる。
I know, you didn't mean to break it."brEAk"は長母音で「エー」と発音している(印英の特徴。米・英英語では二重母音で「エィ」。)
Ah. Where did you get it?"did"は弱く発音されているため、/d/がいずれも日本語のラ行と同じ発音になっている。"did you"と"get it"は繋げて発音されており、このセリフは「ウェーリルゲリッ」のように聞こえる。Wh疑問文は通常下降調だが、ここでは上昇調で発音されている(最後にピッチが上がっている)。
Yeah. No worries."wOrry" は日本語の「ア」と同じ発音で、「ワリー」のように聞こえる(英英語・印英共通。米英語ではrの音色を伴う長母音。)