B
Ready for the party tonight?
今夜のパーティーに行くんだろ?
"tonight"の/t/、"ready"の/d/はそり舌音で、それぞれ[ʈ]、[ɖ]で発音されている(印英の特徴)。"party"の/t/はたたき音で「パーリー」のような発音になっている。
A
Sameer's party?
サミールのパーティーのこと?
"party"の/t/はそり舌音[ʈ]で発音されている(印英語の特徴)。
B
Yeah, in Taj Hotel.
ああ、タージホテルの。
"Hotel"のアクセントが第一音節の"Ho-"に置かれており、第二音節の母音が弱化している(英英語、米英語では第二音節にアクセントが置かれる)。
Taj Hotelニューデリー市内にある高級ホテル。ムンバイを拠店とするインドの高級ホテルチェーンTaj Hotels Resorts and Palacesの一つ。
A
Sorry, I have some other plans.
ごめん、他に用事があるんだ。
"Sorry"の/r/はたたき音で、日本語の「ラ行」のような発音になっており、母音は単母音化して「ソーリー」のような発音になっている(印英の特徴)。
B
How can you miss a party in Taj?
タージでのパーティーに行かないなんて。
"miss a party in Taj"は繋げて発音され、「ミッサパーリンタージ」のように聞こえる。
A
No, you go ahead.
君は行きなよ。
"no"と"go ahead"の"o"は単母音化している(印英の特徴)。
I have to go to Manish's house in South Delhi.
僕は南デリーのマニシュの家に行かないと。
/t/、/d/はそり舌音で、それぞれ[ʈ]、[ɖ]で発音されている(印英の特徴)。また、"South Delhi"の"th"の発音が脱落して、「サウッデリー」のような発音になっている。"Manish's"の所有を表す"-s"の部分が[ʌs]で発音され「マニーシャス」と聞こえる。
A
You know, I was in hospital last month and my family was in Hyderabad.
ほら、僕は先月入院していて、家族がハイデラバードにいたんだ。
/d/、/t/に加え、"hospital"や"last"の/l/もそり舌音で発音されている。"Hyderabad"の/r/はたたき音で日本語の「ラ行」のような発音となっている(すべて印英の特徴)。
HyderabadHyderabadはインド南部のテランガーナ州の州都のこと。「ハイデラバード」
That time Manish helped me a lot.
その時マニシュがすごく助けてくれて、
"lot"の"o"は前後のそり舌音[ɭ]、[ʈ]からの同化を受け、"or"のように発音されていると考えられる。
He even stayed with me in the hospital.
入院先に泊まってもくれたんだよ。
B
Oh, that's really nice of him.
へえ、マニシュはすごく親切だね。
"of"の"f"が無声化して「オフ」と発音されている。
A
Now Manish needs my help with his Mathematics project.
今マニシュは数学の課題で僕の助けが必要なんだ。
"help"の/l/は明るいlを用いて発音している(印英の特徴)。
So I want to spend the evening with him helping with his project.
だから僕は夕方、彼の課題の手伝いたいんだ。
"evening"のアクセントが"-ning"の位置に移動している(英英語、米英語などでは最初の"e"の位置にアクセントが置かれる)。
B
In that case you must help him out.
そういうことなら、マニシュの手伝いをしないとね。
A
Anyway you have fun at the party.
とにかく、君はパーティーを楽しんで。
I'll see you tomorrow.
また明日会おう。
Place: 大学構内
Situation: ヴィカスはアジェイにマニシュの手伝いをするため、パーティーに行かないことを伝える。