東京外国語大学言語モジュール

ウェールズ英語発音
What are the options again?"What"の"t"はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音になっている。このため、文全体としては「ワラディオプションザゲン」のような発音になっている。
Well, we can either go down the rugby club,"rugby"の"g"は閉鎖の開放が省略されており聞こえない。"either"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
or we can go to Cardiff and have a slap-up meal in a nice restaurant."or"、"Cardiff"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。"have"の"h"は脱落している。平叙文であるが、文末に向かって声の高さが高くなっていく(up-talk; ウェールズ英語の特徴)。
Well, we're always down the club."We're"の"r"はたたき音で、日本語のラ行と同様の発音になっている(ウェールズ英語の特徴)。
Aunty Glenys and Uncle Owain had their golden wedding anniversary there just last month."anniversary"の"er"は唇を丸めながら「エ」の発音をしている(ウェールズ英語の特徴)。"therer"の"r"は発音されておらず、二重母音「エァ」ではなく、「エー」と伸ばすだけの発音になっている(イングランドの英語と同じ)。また、"last"の"a"は後よりの長母音で、日本語の「アー」に近い発音となっている(non-rhoticと合わせて、イングランド英語と同様)。
Yeah, it would be nice to give mam a bit of a treat, like."bit of a"はつなげて、「ビトヴァ」のような発音になっている。
Yeah, fair do's."fair"の"r"は発音されておらず、二重母音「エァ」ではなく、「エー」と伸ばすだけの長母音(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
I mean, mam does seem to know half the town."half"の"h"は脱落している。
I mean, never fit them all in a restaurant."fit"の"t"は閉鎖の開放が省略されており、"fit them all in a"は繋げられて「フィッテモーラナ」のように聞こえる。平叙文であるが、文末に向かって声の高さが高くなっていく(up-talk; ウェールズ英語の特徴)。
We could get in a DJ, decorate the club and make it a bit special, like."bit"の"t"と"special"の"s"が繋がって、「ツ」のように発音されている。そのため、"make it a bit special"はつなげて、「メィキラビッツペシャル」のようになっている。
I'm sure she'd give us a hand."sure"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
Hmm, sounds like a work, but it could be fun."work"の"or"は唇を丸めながら「エ」の発音をしている(ウェールズ英語の特徴)。
Going into Cardiff would be pricier, right,"Cardiff"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
I mean, at the end of the day,"I mean"の"I"は省略されている。
there's probably not much in it once we pay for the buffet, the DJ and the decorations for the club."probably"の"-ba-"は発音されておらず、「プロブリ」のようになっている(速い発話ではこのような発音になることがある)。"it"の/t/は"once"の最初の/w/の影響で、[p]で発音されている(/w/は両唇をすぼめて発音するため、前の音も両唇を使う音に変化している)。"not much in it once"は繋げられて、「ノッマチニプワンス」のように聞こえる。
Which do you think mam would prefer?"prefer"の"er"は唇を丸めながら「エ」の発音をしている(ウェールズ英語の特徴)。
She does like a bit of have a bit of a dance, she does, even at her age."like a bit of have a bit of a dance"は繋げて発音されて、「ライカビラハヴァビラヴァダンス」のように発音されている。"even at her age"の部分も同様につなげて発音され、「イーヴナラーレイジ」のように聞こえる。
Alright. Sorted!"sorted"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。