A
Are you ready to order?
ご注文はお決まりですか。
"order"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。Yes/No疑問文は通例上昇調で発音されるが、ここでは"order"で下降している。
B
Actually I have a couple of questions.
ええっと、少し聞きたいことがあって。
"of"の/v/は発音されておらず、"couple of"で「カップラ」のように発音されている。
So, it says here that the tomato soup is spicy,
ここにトマトスープは辛い、と書いてありますが、
"tomato"の"a"は後舌の長母音/ɑ:/で発音されている(イングランドの英語と同様)。"is"の/z/と"spicy"の/s/が繋がって、"soup is spicy"は「スーピスパイスィ」のように聞こえる。
and I was wondering, how spicy is it?
どれくらい辛いのかが気になりまして。
"how spicy is it"は通常下降調で発音されるが、ここでは上昇調で発音されている。「どのくらい辛いんですか?」という疑問の態度を表している。
A
Ah, to be honest, it's not that spicy.
正直に言うと、そんなに辛くないですよ。
It's got a bit of a kick at the end, like.
後味で少しピリッとするくらいです。
"It's"は非常に弱いため[ts]しか発音されていない。"bit"の/t/はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音。"of"の/v/は発音されいない。"It's got a bit of"は繋げられて、「ツゴラビラ」のように発音されている。
likeウェールズ英語で何かを説明あるいは描写する際、文尾に"like"を加えることがある。
But it's not gonna make you cry or anything.
辛さで涙が出るほどではないです。
"make you"は繋げられて、「メイキュ」のように発音されている。
B
Ah okay. Well, that's not so bad, then.
わかりました。それなら大丈夫ですね。
Erm... I was also looking at the lamb chops.
あと、ラムチョップなんですが。
lamb chops"lamb chops"は子羊のあばら骨がついた背肉、またはその部位を使った料理のこと。ウェールズでは牧羊が盛んなので、羊肉はポピュラーな料理である。「ラムチョップ」
B
How do you recommend it?
焼き加減のお勧めはありますか。
"do you"は弱く発音されている。また、繋げて発音されているため"how do you"で「ハウジュ」のようになっている。
A
Ah, most people go for medium-rare.
ほとんどの人がミディアムレアにしていますよ。
"people"の/l/は明るい/l/で発音されている(ウェールズ英語の特徴)。"rare"の母音の後の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
B
Ah okay. So, tomato soup and lamb then.
わかりました。では、トマトスープとラムチョップで。
A
Okay. Medium-rare?
はい。ミディアムレアですね?
A
The lamb also comes with a side dish.
ラムにはサイドディッシュが付いてきます。
Would you like salad or chips?
サラダとフライドポテトのどちらにしますか。
"or"の/r/はたたき音で、日本語のラ行と同じ発音になっているため、「オル」と聞こえる(ウェールズ英語の特徴)。
chipsFrench fries"chips"は"French fries"の意味。英英語と同じ表現だが、ウェールズでは厚切りのフライドポテトを提供する店が多い。「フライドポテト」
B
Oh, chips, please.
フライドポテトでお願いします。
Place: レストラン
Situation: リアノンがブリンに食事の注文を伝える。