B
Hello. How was your day?
おかえり。どんな一日だった?
"your"の"r"は発音されない(英英語と共通)。"was your"は弱く、繋げて発音されて、「ワジャ」のように聞こえる。"dAY"の二重母音/eɪ/は二番目の要素[ɪ]が強く、長く発音されている(ウェールズ英語の特徴)。
A
Pretty good. You?
良かったわ。あなたは?
B
It was okay.
まあまあかな。
"okay"の二重母音/eɪ/は二番目の要素[ɪ]が強く、長く発音されている(ウェールズ英語の特徴)。
But there's something I need to talk to you about…
でも君に言わなければいけないことがあって...。
"But"の/t/は破擦音化して[ts]「ツ」のように発音されている。"to you"は非常に弱く、繋げられて、「チュ」のように発音されている。
A
Okay. Is everything alright?
そう。何かあったの?
B
Um. Listen. I was cleaning today,
ええっと、聞いてくれ。今日掃除していたとき、
"Listen"は強音節の"Lis-"よりも後ろの弱音節"-ten"の方が高くなり、そこから下がるため、目立って聞こえる。
and I accidentally knocked over your vase
誤って君の花瓶を倒してしまって、
"your"の"r"は発音されず、「ヨー」のように発音されている(英英語と共通)。"vase"は、/vɑ:z/「ヴァーズ」と発音されている(英英語と共通)。
and it fell and broke.
落ちて割れてしまったんだ。
A
Oh. The blue one?
ああ、あの青い花瓶?
B
Yeah. I'm..I'm really sorry.
うん。本当にごめん。
I know you really like that vase.
あの花瓶すごく気に入っていたよね。
A
Oh, don't worry about it, it's alright.
気にしないで。大丈夫よ。
B
I feel terrible, I do.
本当に申し訳ないよ。
"terrible"の/r/は日本語のラ行と同じたたき音、/l/は明るい/l/で発音されている。また、強音節の"ter-"よりも後ろの弱音節"-rible"が高く上がって下がる(ウェールズ英語の特徴)。"terrible, I do"は繋げられて「テリブライドゥー」のように発音されている。
, I do"I do."のように文尾に主語と動詞を置くことがウェールズ英語では見られることがある。コーパス言語学で言うところの「焦点前置」と呼ばれるもので、前述の主語と動詞を強調する。
A
Oh,you didn't mean to break it.
わざと壊したわけじゃないでしょ。
Things like that happen all the time.
そういうことって、よくあるじゃない。
B
Oh…where did you get it?
あれどこで買ったの?
"did you"は非常に弱く、繋げられて「ジャ」のように発音されている。
Maybe I could buy you another one.
別の花瓶を買ってこようか?
A
No honestly. Don't worry about it.
本当に大丈夫。気にしないで。
"honestly"は強音節の"ho-"よりも後ろの弱音節"-nestly"が高く上がって下がる(ウェールズ英語の特徴)。"worry about it"も同様に、強音節の"wor-"より"-ry"が高くなり、そこからだんだんと下がっていくイントネーションになっている(ウェールズ英語の特徴)。
I have too many vases anyway.
花瓶なら沢山持ってるから。
"I have"は弱く、縮約形I'veのような発音になっている。
We'll just use another one.
他の花瓶を使えばいいじゃない。
"just use"は繋げられて「ジャスチューズ」のように発音されている。
B
Are you sure?
本当?
"sure"は「ショーア」のように発音されている。
A
Stop stressing.
もう気にしないで。
"stressing"は強音節の"stress-"よりも後ろの弱音節"-ing"が高く上がって下がる(ウェールズ英語の特徴)。
Place: 家の中
Situation: ブリンがリアノンに花瓶を壊してしまったことを謝る。