A
Hiya! You all right?
こんにちは!お元気ですか。
"right"の/r/は、日本語のラ行音と同じたたき音で発音されている(ウェールズ英語の特徴)。
B
Fine thanks. How are you?
元気ですよ。あなたは?
"How are you?"は"you"に核が置かれている。「(私は元気ですが、)あなたは?」の意味。
A
Fine. Come on in!
元気です。どうぞお入りください!
"Come on in"は繋げて発音されて、「カモニン」のように聞こえる。
B
Oh no, it's all right. I'm just not stopping.
ああ、大丈夫です。これから行くところがあるので。
"just"の/t/は発音されておらず、"not"の/t/は開放が省略されていて、発音しているように聞こえない。"stopping"は強音節の"stop-"より弱音節の"-ing"が高く、そこからピッチが下がっているため目立って聞こえる(ウェールズ英語の特徴)。
I just wanted to give you this back.
これを返却しに来ました。
A
Oh, how did the Welsh cakes come out, after?
ウェルシュケーキはうまくできましたか?
"After"は後舌長母音/ɑ:/で発音されている(英英語と共通)。"come out, after"は繋げて発音されて、「カマウターフタ」のように聞こえる。
Welsh cakes"Welsh cakes"はウェールズ地方の代表的なお菓子のこと。薄いパンケーキに似ているが、生地にはレーズンが入っていて、仕上げに砂糖がまぶされる。「ウェルシュケーキ」
afterafter all, in the end"after"は"after all"あるいは"in the end"の意味。「結局」、「最終的に」
B
Oh they were lush!
美味しかったです!
lushdelicious"lush"は"delicious"の意味。「美味しい」
Thanks to your bakestone. Alys loved it so much she went out and bought the exact same thing.
ベークストーンを貸していただいたお陰です。アリスがすごく気に入って、全く同じものを買ってきました。
"your"は/jɔ:/「ヨー」と発音されている(英英語と共通)。"went"の/t/は発音されておらず、"out"の/t/は開放が省略されているため、"went out"で「ウェナウッ」のように聞こえる。
bakestone"bakestone"はコンロでウェルシュケーキを作るために使用する鋳鉄製のフライパンのこと。
A
Oh good. I am so glad.
そうですか。それはよかった。
"glAd"は[a]で、日本語の「ア」に近い発音(英英語と共通)。
B
Oh, thanks for letting us borrow it.
貸していただいてありがとうございます。
A
No problem. Anytime.
大丈夫ですよ。またいつでも。
B
These are for you.
これはお礼に。
From our tree.
庭の木から採れたものです。
A
Oh, there's lovely. Oh, I can't wait to eat them.
美味しそう。食べるのが待ちきれません。
there's lovely.They are lovely."There's lovely."は"They are lovely."の意味。ウェールズ英語では"they are"や"that is"の代わりに"There's"を使うことがある。
B
Hope you like 'em.
気に入ってくれるといいのですが。
emthem"'em"は"them"の意味。「それらを」
A
I'm sure I will. Thanks ever so much.
気に入りますとも。本当にありがとうございます。
"sure"は/ʃɔ:/と発音されている(英英語と共通)。また、"sure I"が繋げて発音されて、「ショーライ」のように聞こえる。
B
No problem. Bye.
どういたしまして。それでは。
A
Ta ra.
それでは。
Ta ra.See you."Ta ra."は"See you."の意味で、ウェールズ英語でカジュアルな場面で使う別れの言葉。「じゃあね」、「またね」
Place: 家の前
Situation: ギャレスがリアノンにベークストーンを返却する。