東京外国語大学言語モジュール

スコットランド英語発音
Excuse me."Excuse"の"x"は/k/の音が脱落しており、「エスキュース」のように聞こえる。
Sorry to bother you, but 've you got the time?"to","but"の"t"は声門閉鎖音になっており聞こえない。また、"time"の二重母音は出だし部分は口の開きが狭く「テイム」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。また、"bother"の"th"は弱い摩擦音で発音している。
Is it just me?"it"、"just"の"t"は開放が省略されており、聞こえない。
Or was the train supposed to be here mare than 40 minutes ago?"suppose"、"ago"の"o"は単母音で発音され、「サポーズ」、「アゴー」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。"mare"の"r"は舌の根元を軟口蓋に引き寄せて発音されている。"mare than"はつなげて発音されており、「メラン」のように聞こえる。"here"の母音の後の"r"は発音されていない。40(forty)の"t"は声門閉鎖音になっている。
Naw. You're right."right"の"t"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
I've been checkin’ my watch so many times."time"の二重母音は出だし部分は口の開きが狭く「テイム」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
It made me wonder if it had stopped or something."wonder"の"r"はたたき音で発音されている(スコットランド英語の特徴)。"something"の"th"は鼻腔開放で発音されており、摩擦音ではなくなっている。
But I guess I no goin’ daft."no"の"o"は単母音で発音され、「ノー」のように聞こえる。また、"daft"の"a"は口を広く開けて発音され、日本語の「ア」に近い音に聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
The trains are a bit unreliable here."bit"の"t"は声門閉鎖音で発音されており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。"are"の"r"は舌が上あごに触れずに発音される接近音になっている。
Are they?"Are"の"r"は発音されていない。また、ここではイングランド英語等と同様に、"they"の"th"を摩擦音で発音している。
I'm no very familiar with the train system."very"の"r"はたたき音で発音されている。また、"system"の"y"は口の開きが少し大きく、「セステム」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
Aye. It’s late like every other day."late"の"t"は声門閉鎖音で発音されており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。また、"other"の"er"の部分は、前半は/r/の発音を伴わない母音だが、後半部分は/r/の発音になっている。
It’s kind of ridiculous."of"の"f"の音が脱落しており、聞こえない。
Ah, that’s bad."that's"、"bad"の"a"は口を広く開けて発音されており、日本語の「ア」に近い音になっている(スコットランド英語の特徴)。