A
Alright?
ねえ。
"Alright"の"l"は脱落している(スコットランド英語の特徴)。語末の"t"は開放が省略されていて聞こえない。
How did it go at the Museum of Scotland the other day?
この前行ったスコットランド博物館はどうだった?
"did it go"は"did"の"d"が脱落し、"it"の"t"は声門閉鎖音になって聞こえないため、「ディイッゴー」のように聞こえる。"Scotland"の"t"も、同様に声門閉鎖音になっていて聞こえない("t"の声門閉鎖音化はスコットランド英語の特徴)。
Museum of Scotland"Museum of Scotland"はスコットランド国立博物館の一部で、エディンバラの旧市街地にある博物館である。世界初のクローン羊ドリーの剥製が展示されている。「スコットランド博物館」
B
It was great, thanks for telling me about it.
すごくよかった。おしえてくれてありがとう。
"about"の"ou"は単母音/uː/で発音されており、「アブートゥ」に近い発音になっている(スコットランド英語の特徴)。
A
Glad to hear it.
それはよかった。
"Glad"の"d"、"it"の"t"は開放が省略、あるいは声門閉鎖音になっているため、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
Did you see the dinosaur bones?
恐竜の骨は見た?
"bone"の"o"は単母音化しており、「ボンズ」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。また、"dinosaur"の"r"は米英語と同様に接近音で発音されている。
B
That was the best bit!
それが一番すごかったの!
語末の"t"は声門閉鎖音化していて聞こえない(両者ともスコットランド英語の特徴)。
best bitbest part"best bit"は"best part"の意味。「(色々ある中で)一番よかったもの」
The kids fair enjoyed themselves playing around outside too.
子どもたちは外の公園でも遊びまわって、とても楽しんでいたよ。
"around"、"outside"の"ou"はどちらも単母音/uː/で発音され、また破裂音の閉鎖の開放が省略されているため、"around outside too"の部分は「ウルーンドゥッサイットゥ」に近い発音になっている(単母音化はスコットランド英語の特徴)。"fair"の"r"は米英語と同様に接近音で発音されている。
fairreally"fair"は"really"の意味の副詞。「大いに」「とても」
A
It’s a cheap day out if you stay there all day!
丸一日過ごすには安く済ませられるよね。
"out"の"ou"は単母音/uː/で発音されており、「ウートゥ」に近い発音になっている(スコットランド英語の特徴)。
B
Free to get in.
入館は無料だから、
"get in"の"t"は声門閉鎖音になっており、「ゲッイン」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
So much better than going to the shopping centre.
ショッピングセンターに行くよりもずっといいよね。
"centre"の"t"は声門閉鎖音になっており聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
A
I'm glad the wee ones enjoyed it!
子どもたちが楽しかったようで何よりだよ。
weesmall"wee"は"small"の意味だが、この場合は"wee ones"で「子どもたち」という意味。
B
Aye, they had fun!
ええ。楽しんだみたいよ。
AyeYes"Aye"は"Yes"の意味。スコットランド英語では頻繁に使用される。「はい」
Place: 居間
Situation: カラムがモラグに博物館での一日についてたずねる。