A
Hi! Sorry, I'm late.
ああ!ごめんなさい。遅れちゃって。
"late"の語頭の"l"は「暗いl」の発音になっている(スコットランド英語の特徴)。
B
No, no, I just got here too.
大丈夫。僕も来たばかりだから。
"no"の"o"は単母音化しており、「ノー」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
I got you a tea. Hope that’s alright.
紅茶を頼んでおいたけど、よかったかな。
"got"の"t"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
A
Thanks. You know me too well.
ありがとう。私のことをよくわかっているね。
Wow, that’s a fancy watch.
あら、素敵な腕時計。
Did you win the lottery?
宝くじにでも当たったの?
"lottery"の"tt"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
B
Pshh. I wish!
はは。だったらいいんだけど。
"wish"の"i"は口を広めに開けた[e]のようになっている(スコットランド英語の特徴)。
B
I think it was like 80 quid.
80ポンドくらいだったかな。
"like"の"i"は二重母音だが、出だしの口の開きが狭く、「ルイク」のようにも聞こえる。"it"、"80 (eighty)"の"t"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
quidpounds"quid"は"pounds"の意味。「ポンド」
A
Shut up! Where?
嘘でしょ!どこで買ったの?
米英語と同様、"Where"の"r"が接近音で発音されている。"Where"の"Wh"は[ʍ]で発音されており、「フウェアー」のように聞こえる。
B
No, I’m serious.
いや、本当だよ。
"serious"の"r"は舌先が歯茎に一瞬だけ触れるたたき音になっている。こちらの話者が"r"を発音する際はたたき音になることがある。
Lindsay got it when she went to the James Centre in Edinburgh on Friday.
リンゼイが金曜日にエディンバラのジェームズ・センターに行ったときに買ったんだ。
"Friday"の"ay"は単母音化して「フライデー」のように聞こえる。また、"Centre"の"t"は声門閉鎖音になっており聞こえない(スコットランド英語の特徴)。"got"の"t"は摩擦音化しており、"got it"は「ゴスィッ」のように聞こえる。"Edinburgh"の"d"が脱落し、"r"がたたき音になり、「エンバラ」に聞こえる。
James Centre"James Centre"は"St. James Shopping"のことで、エディンバラの中心地にある巨大ショッピングモールのこと。「ジェームズ・センター」、「セント・ジェームズ・ショッピング」
A
Ah, the New Year’s sale, of course.
ああ。新年のセールね。
B
Did you go?
君は行った?
他の発話にも該当するが、イングランドの標準的な発音や米英語と比較すると、語末以外の母音の長さが短い(スコットランド英語の特徴)。
A
Sure did. Didnae buy much though.
ええ。あまり買わなかったけど。
DidnaeDidn't"Didnae"は"Didn't"の意味。「~しなかった」
Certainly didnae buy any bargains like that!
あんな掘り出し物は確かに買わなかった!
"Certainly"の"t"は鼻腔開放で発音されているため、はっきりとした閉鎖の開放は聞こえない(イングランド英語と共通)。
didnaedidn't"didnae"は"didn't"の意味。「~しなかった」
I went about 10:00, the queue was already mental.
10時頃に行ったんだけど、行列がもうすごくて。
"about"の"ou"は単母音になっており。「アブートゥ」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
queueline"queue"は、米英語では"line"。「行列」
How early did Lindsay have to get up?
リンゼイは何時に起きなければいけなかったの。
"get up"の"t"は声門閉鎖音になっており、「ゲッアップ」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。
B
Aye, she went after the breakfast at eight.
8時に朝食を食べた後に行ったよ。
"after"の"r"は舌を喉側に引いて発音している。また、"at"、"eight"の"t"は声門閉鎖音になっており聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
AyeYes"Aye"は"Yes"の意味。スコットランド英語では頻繁に使用される。「はい」
Place: カフェ
Situation: エレノアがジョックに腕時計の値段を尋ねる。