(1) da, di, dool
	指示詞は、da、di、dool の3つです。
	指し示すものは次のように分けられます。
	・da(男性の人、男性名詞、ことがら、男女の不明な物)
	・di(女性の人、女性名詞、複数の物)
	・dool(複数の人、時に複数の物)
	
	(2) 指示詞の用法
	・遠近などによる使い分け(あれ、これの区別)はありません。
	・人について使っても、とくに失礼ではありません。
	・物の名前を知りたいときは、男女が分からないのでdaを使います。
	
	(3)「この、あの」
	「この」は、定冠詞のついた名詞の後ろに指示詞をつけて表します。
	
	
 
		المكان ده فاضي؟
		
(
		この席
		)
[
		el-makaan da fAADi?
		]
 
 
		الخاتم ده
		
(
		この指輪
		)
[
		el-xaatem da
		]
 
 
		الشنطه دي
		
(
		このカバン
		)
[
		esh-shanTa di
		]
 
 
 
 
		اليومين دول
		
(
		最近
		)
[
		l-yomeen dool
		]
 
 
		ما فيش محاضره في يوم الجمعه والحد. دول اجازه.
		
(
		金曜日と日曜日は講義がない。休みだよ。
		)
[
		ma-fii-sh moHADra fe yoom eg-gom9a we l-Hadd. dool agaaza.
		]
 
 
 
 
	
	(4)「それ」「その人」
	一度言及した人や物を、「その人」「それ」のようにもう一度言う場合は、次の代名詞が使われます。
	・daで指したもの → howwa
	・di で指したもの → heyya
	・dool で指したもの → homma
	
	da miin? > da babAa-ya. howwa mohandes. 
	「これはだれですか」→「これは父です」という会話の中で、話題となった「父」をまた話題にするとき、howwaを使います。	
	
	「その大学を見に行きましょう」に対して、、、
	
	
 
		هي قريبه من هنا؟
		
(
		「それはここから近いですか
		)
[
		heyya qorayyeba men hena?
		]
 
 
		دي بقلاوه، اكله شرقيه. – هي حلوه.
		
(
		これはバクラワ、こっちの食べ物です。-- おいしいですね。
		)
[
		di baqlAwa, akla sharqeyya. – heyya Helwa.
		]