フィリピノ語で一番よく使われるタイプの文が基本文1です。「~は…です」のように一般的な事実を表すために用いられます。基本文 1 の特徴は、述語が主語の前に位置し、かつ、その主語が限定されていることです。主語が限定されているということは主語となる名詞(句)の前に、英語の冠詞 the に相当する ang , si , sina がつくことを意味します。主語が代名詞の場合は〈ang+名詞〉に相当する ang形という形をとります。冠詞のついた名詞(句)、ang形の代名詞を一括したものが ang句です。
基本文1: 〈述語〉 + 〈ang句で表わされる限定された主語〉
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ang句 :
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ang
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(mga)
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普通名詞
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ang
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固有名詞
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si(単) / sina(複)
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人名
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ang形の人称代名詞・指示代名詞
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※ mga は後ろに来る名詞が複数であることを示す記号のようなものです。
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