関係代名詞は、2つの文に共通している単語に着目して、その2つの文を1つにスッキリまとめるときに使われます。たとえばC'est Philippe qui m'a donné ce bouquet.「この花束を私にくれたのはフィリップです」という文は、次の2つの文から成り立っています。
C'est Philippe. それはフィリップです。
Philippe m'a donné ce bouquet.
フィリップは私にこの花束をくれました。
↓
(関係代名詞による2文の連結)
C'est Philippe qui m'a donné ce bouquet.
この花束を私にくれたのはフィリップです。
関係代名詞 qui の直前にくる Philippe のような語を先行詞と呼びます。