枠(セル)内の右の記号は有声音、左の記号は無声音を表す。
:発音が不可能であると考えられることを示す。
(肺気流による)子音を記述するための5つの基準
(1) 発声の種類(声帯の振動がある「有声音」や振動がない「無声音」、息もれ声、きしみ声など)
(2) 調音の位置(どの部分で空気の流れを妨害するか)
(3) 気流の通路(気流は口腔内の真ん中を通る「中線的」か、脇を通る「側面的」か:摩擦音と接近音にのみ関係)
(4) 狭めの程度とタイプ
(5) 口蓋帆の状態(口蓋帆は、上昇し鼻腔への通路を塞ぐ「口音」か、下降し鼻腔への通路を開く「鼻音」か)