参考図書(地域研究)

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近現代のフランスについて学ぶための文献案内

1.事典

新倉俊一ほか編『事典 現代のフランス』大修館書店、1977年(改訂新版、1985年)
菅野昭正、木村尚三郎、高階秀爾、荻昌弘編『読む事典 フランス』三省堂、1990年
草場安子『現代フランス情報辞典-キーワードで読むフランス社会』大修館書店、1998年(改定版、2003年)

2.通史

服部春彦、谷川稔編著、『フランス近代史-ブルボン王朝から第五共和政へ』ミネルヴァ書房、1993年
柴田三千雄、樺山紘一、福井憲彦編『世界歴史大系 フランス史』1~3、山川出版社
①先史~15世紀、1995年
②16世紀~19世紀なかば、1996年
③19世紀なかば~現在、1995年 
福井憲彦編『フランス史』(新版世界各国史12)、山川出版社、2001年
中木康夫『フランス政治史』上・中・下、未来社、1975-76年
渡邊啓貴『フランス現代史』中公新書、1998年

3.フランス概説

田辺保編『フランス学をまなぶ人のために』世界思想社、1998年
西永良成『変貌するフランス-個人・社会・国家』NHKブックス、1998年
三浦信孝編『普遍性か、差異か―共和主義の臨界、フランス―』藤原書店、2001年
小田中直樹『フランス7つの謎』文春新書、2005年

4.個別研究-フランスの歴史と現在への新たな視点を得るために-

フィリップ・アリエス『〈子供〉の誕生-アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』みすず書房、1980年
ナタリー・Z・デーヴィス『マルタン・ゲールの帰還』平凡社、1985年(『帰ってきたマルタン・ゲール-16世紀フランスのにせ亭主騒動』平凡社ライブラリー、1993年)
ナタリー・Z・デーヴィス『愚者の王国 異端の都市-近代初期フランスの民衆文化』平凡社、1987年
ロバート・ダーントン『猫の大虐殺』岩波書店、1986年
ロベール・ミュシャンブレッド『近代人の誕生-フランス民衆社会と習俗の文明化』筑摩書房、1992年
ロベール・マンドルー『民衆本の世界』人文書院、1988年
ジャン=マリー・アポストリデス『機械としての王』みすず書房、1996年
柴田三千雄『パリのフランス革命』東京大学出版界会、1988年
立川孝一『フランス革命-祭典の図像学』中公新書、1989年
リン・ハント『フランス革命の政治文化』平凡社、1989年
松浦義弘『フランス革命の社会史』(世界史リブッレト33)山川出版社、1997年
森山軍治郎『ヴァンデ戦争-フランス革命を問い直す』筑摩書房、1996年
浜忠雄『ハイチ革命とフランス革命』北海道大学図書刊行会、1998年
モーリス・アギュロン『フランス共和国の肖像-闘うマリアンヌ 1789-1880』ミネルヴァ書房、1989年
アルレット・ファルジュ、ジャック・ルヴェル『パリ 1750-子供集団誘拐事件の謎』新曜社、1996年
オリヴィエ・ブラン『女の人権宣言-フランス革命とオランプ・ドゥ・グージュの生涯』岩波書店、1995年
イヴォンヌ・ヴェルディエ『女のフィジオロジー-洗濯女・裁縫女・料理女』新評論、1985年
ボニー・G・スミス『有閑階級の女性たち-フランスブルジョワ女性の心象世界』法政大学出版局、1944年
ミシェル・ペロー『フランス現代史のなかの女たち』日本エディタースクール出版部、1989年
喜安朗『パリの聖月曜日-19世紀都市騒乱の舞台裏』平凡社、1982年
山田登世子『メディア都市パリ』青土社、1991年
中野隆生『プラーグ街の住民たち-フランス近代の住宅・民衆・国家』山川出版社、1999年
アラン・コルバン『においの歴史-嗅覚と社会的想像力』藤原書店、1990年
ジョルジュ・ヴィガレロ『清潔になる〈私〉-身体管理の文化誌』同文館、1994年
福井憲彦『時間と習俗の社会史-生きられたフランス近代へ』新曜社、1986年(ちくま学芸文庫、1996年)
谷川稔『十字架と三色旗-もうひとつの近代フランス』山川出版社、1997年
杉本淑彦『文明の帝国-ジュール・ヴェルヌとフランス帝国主義文化』山川出版社、1995年
平野千果子『フランス植民地主義の歴史-奴隷制廃止から植民地帝国の崩壊まで』人文書院、2002年
渡辺和行『ホロコーストのフランス-歴史と記憶』人文書院、1998年
原聖『周縁的文化の変貌-ブルトン語の存続とフランス近代』三元社、1990年
原聖『〈民族起源〉の精神史-ブルターニュとフランス近代』岩波書店、2003年
本間圭一『パリの移民・外国人―欧州統合時代の共生社会』高文研、2001年
ミュリエル・ジョリヴェ『移民と現代フランス-フランスは「住めば都」か』集英社新書、2003年
内藤正典『ヨーロッパとイスラーム-共生は可能か』岩波新書、2004年
ルーブナ・メリアンヌ『自由に生きる-フランスを揺るがすムスリムの女たち』社会評論社、2005年
浅野素女『フランス家族事情-男と女と子どもの風景』岩波新書、1995年
梶田孝道『統合と分裂のヨーロッパ-EC・国家・民族』岩波新書、1993年
梶田孝道『新しい民族問題-EC統合とエスニシティ』中公新書、1993年
宮島喬『ヨーロッパ社会の試練-統合のなかの民族・地域問題』東京大学出版会、1997年
田中俊郎『EUの政治』岩波テキストブック、1998年