東京外国語大学言語モジュール

このように、日付を言うときに数詞が一音節で済んでいる場合は、つまり10日までは "ngày" と数詞の間に "mồng" を挟みます。

	1～10日	：	ngày mồng＋[数詞]
	11日以降	：	ngày＋[数詞]

　日付を尋ねる時、尋ねる日付が大体何日ぐらいか見当がついているときは、

　1～10日くらいまでのようなら "ngày mồng mấy（何日）" を、
　11日くらいから後のようなら "ngày bao nhiêu（何日）" を使います。

　ただ、そもそも分からないことを尋ねているので "ngày mồng mấy" と "ngày bao nhiêu" を厳密に使い分ける必要はありません。よっぽどひどい場合、たとえばもう25日なのに "ngày mồng mấy" を使ったりすると、さすがに「カレンダー持ってないの？」などと言われることはありますが、通じないことはありません。

　日にちと違って曜日は7までしかないので迷うことはありません。"ngày" に「何番目」という意味の "thứ mấy" をつけて使いますが、

[日にち] ＋ là ngày thứ mấy?

が成句のようになっているので、そのまま覚えてしまったほうが早いでしょう。
　ここでも "ngày" は省略可能です。

　そもそも "mấy" は数が10くらいまでと思われるもの、 "bao nhiêu" は10くらいより多そうなものを聞く際に使います。従って、10くらいまでしかない「月」には "mấy" を、10より多い「年」には "bao nhiêu" を使います。