この課以降では、ウルドゥー語の一般動詞について学びます。
まず、この課では、最も基本的な形である不定詞を学びます。辞書には、この不定詞形しか掲載されないので、これから学ぶさまざまな変化形が、もとはどのような不定詞から派生しているのかを正しく理解する必要があります。
一般動詞は、自動詞と他動詞に大きく分類することができます。動詞は例外なく、その不定詞語尾が nā で終わります。その語尾を除いた部分を語幹といいます。
ウルドゥー語は屈折型言語であり、動詞の語尾の部分が主語の性・数に応じて変化します。また、不規則変化をする動詞はほとんどなく、多くの動詞が規則的に変化します。
時制(テンス)は、一般動詞とともに用いられるコピュラ動詞の部分が表し、さまざまな相(アスペクト)は、一般動詞とともに用いられる補助動詞により表します。
また、態(ヴォイス)については、能動態と受動態とがあり、受動態は、補助動詞 jānāを用いて表現します。
詳しくは、各課の説明のページを参照してください。