東京外国語大学言語モジュール

動詞 (5) 一般動詞の不定詞 その2

不定詞 (2) 義務・強制等を表現する
 ウルドゥー語で、義務や強制等を表すには、動詞不定詞と、 چاہیے cāhiye ہونا honā پڑنا paṛnā という補助動詞を組み合わせます。この表現では、動作主は後置詞 کو ko をともなって後置格形となります。
(45/a)ہمیں یہ کام کل تک کرنا چاہیے ۔
(我々は、明日までにこの仕事をすべきだ(しなくてはならない)。)
[hamẽ ye kām kal tak karnā cāhiye. ]
(45/b)آپ لوگوں کو لاہور کا شہر گھومنا چاہیے ۔
(あなた方は、ラーホールの街を見る(散策する)方がいい(見る(散策する)べきだ)。)
[āp logõ ko lāhaur kā šahar gʰūmnā cāhiye. ]
(45/c)ان سے کیا کرانا چاہیے؟
(彼らには、何をさせるべきですか(何をさせましょうか)?)
[un se kyā karānā cāhiye ? ]
(45/d)مجھے لکھنؤ اسٹیشن جانا ہے ۔
(私は、ラクナウー駅へ行きたいのですが(行かねばなりません)。)
[mujʰe lakʰnaū isṭešan jānā hai. ]
(45/e)ہمیں لکھنؤ اسٹیشن پہنچنا پڑے گا ۔
(我々は、ラクナウー駅に(何があっても)到着しなければならない。)
[hamẽ lakʰnaū isṭešan pahũcnā paṛe gā. ]
上記の補助動詞3つが、どのような意味の違いを生むかを、確認してください。