時の付属語-(y)ken
・述語につき、「~の時、~する時」という表現を作る。付属語であるが、母音調和せず、主語の人称によっても変化しない。
Çocukken her sabah bir şişe süt içerdim.
子供の頃、毎朝一瓶牛乳を飲んでいた。
Öğrenciyken Türkçeyi öğrendim.
学生だった頃トルコ語を勉強した。
・子音で終わる述語につく場合は -ken。
Çocuk. 子供だ。 → çocukken 子供の頃、子供だった頃
Genç. 若い。 → gençken 若い頃、若かった頃
Gelir. 来る。 → gelirken 来る時
・母音で終わる述語につく場合は -yken。
Öğrenci. 学生だ。 → öğrenciyken 学生の頃、学生だった頃
Ankara’da. → Ankara’dayken
アンカラにいる。 アンカラにいる頃、アンカラにいた頃
・時の付属語にはアクセントが移動しない。
・独立して書かれる iken という形もある。
çocuk iken = çocukken
・-(y)ken のついた述語はそれ自身の主語をもつことができるが、人称の接尾辞や付属語はつかない。
ben çocukken, biz çocukken, sen çocukken, siz çocukken
ben gelirken, biz gelirken, sen gelirken, siz gelirken
Ben çocukken, annem hep aynı şarkıyı söylüyordu.
私が子供の頃、母はいつも同じ歌を歌っていた。
・動詞では、中立形について継続中の動作を表すことが最も多い:「~する時、
~する途中で」。
Araba kullanırken dikkat et. 車を運転する時は気を付けなさい。
Okula gelirken Ayhan’la karşılaştım.
学校に来る時(=来る途中で)アイハンとばったり会った。
比較
Türkiye’ye giderken hastalandım. トルコに行く途中で病気になった。
Türkiye’ye gittiğim zaman hastalandım. トルコに行った時に病気になった。
・「~の一方で」という対比を表すこともある。
Sizin çok güzel bir arabanız varken niye hep yayan gidip geliyorsunuz ?
とても立派な車があるのにどうしていつも歩いて行き来しているんですか。