・元の動詞語幹が母音で終わるならば、接尾辞 -n- をつけると受け身の動詞語幹ができる。
語幹 受け身の語幹
ye- 食べる yen- 食べられる
oku- 読む okun- 読まれる
・元の動詞語幹が子音 l で終わるならば、接尾辞 -in-/-ün-/-ın-/-un- をつけると受け身の動詞語幹ができる。
語幹 受け身の語幹
bil- 知る bilin- 知られる
al- 取る alın- 取られる
・元の動詞語幹が l 以外の子音で終わるならば、接尾辞 -il-/-ül-/-ıl-/-ul- をつけると受け身の動詞語幹ができる。
語幹 受け身の語幹
ver- 与える veril- 与えられる
yaz- 書く yazıl- 書かれる
注意
1. git-「行く」、et-「~する」は語幹末の子音-t が有声化して、受け身の語幹
gidil- , edil- となる。
2. -ğで終わる語幹は、子音で終わる語幹とみなされる。
3. その他若干の例外があるが、受け身の動詞は原則として辞書に示されている。
・受け身の動詞語幹からは、動詞のそれぞれの形(肯定・否定)が作られる。
veril- 与えられる
→ veriliyor, verildi, verilmiş, verilecek, ...
verilmiyor, verilmedi, verilmeyecek, ...