不完了体の副詞的分詞
副詞的分詞は,動詞から作られるので,動詞の体,格支配を保ちます.ただ,動作をあらわす副詞ですから比較級はありませんし,ほかの語形変化も一切しません.
ここでは不完了体から作られる副詞的分詞を学びます.
1. 作り方
1)不完了体の副詞的分詞―不完了体動詞の現在語幹+-я
разговаривать 3人称複数形 разговаривают → разговарива-я
2)-авать動詞は不定詞語幹(不定詞から-тьを除いたもの)+-я
передавать 3人称複数形 передают → передава-я
2. 用法
おもに文の主動詞と同時に行われる動作を表します.そのほかに不完了体の動詞の持つ用法,たとえば反復動作を表すために用いられます.なお,副詞的分詞の意味上の主語は, 文の主語と同じになります.