個数詞 合成数詞の格変化
1. 合成数詞と名詞との連なる際,名詞は末位の数にあわせます.
два студента 「2人の学生」
двести два студента 「202人の学生」
上も下も末位が2なので名詞は単数属格(生格)です.
※11-14はロシア語では全体が単独の個数詞なので名詞の複数属格(生格)が続きます.
2. 合成数詞+名詞は不活動体として扱います.
Я видел двух студентов. 「2人の学生にあった」 2は合成数詞ではないので、活動体名詞の場合は属格(生格)形と同じ対格になります.
Я видед двадцать два студента. 「200人の学生と共に」
22は合成数詞なので、対格形と同じ対格になります.つまり,不活動体扱いを受けています.
3. 2以上の数詞+名詞が主部になると,動詞は3人称単数(過去形では中性単数)になります.人間が主語の場合、動詞は複数も可能ですが,数量だけを問題にするときは動詞は3人称単数(過去形では中性単数)になります.
У него было три брата. 「彼には3人の兄弟がいた」