東京外国語大学言語モジュール

発音モジュール

実践編

モジュール教材

TUFS言語モジュールは「モジュール的発想」に基づいて作られた、新しいタイプのウェブ教材です。
子供向けの雑誌に、よく付録の教材がついていましたね。それを組み立てるとき、あなたは設計図どおりにやりましたか。
最後に同じものができるのであれば、皆、それぞれのやり方があっていいのではないのでしょうか。
ある程度まで互いに独立しながら、全体として一つのまとまりをもった言語教材のことをモジュール教材と呼びます。
TUFS言語モジュールは、発音、会話、文法、語彙の4モジュールで構成されます。
またウェブ教材の利点を活かして、4つのモジュールはゆるやかにリンクされています。
モジュール化により、どのモジュールからでも自由に言語を学習できます。

発音モジュール「実践編」

発音は外国語の大切な顔です。
この「実践編」では、できる限りユーザーフレンドリーな教材の開発を目指しました。
そのため、音声学の専門用語をできるだけ避け、平易な説明を心がけました。
まず最初に、詩などの朗読を聴いて、その言語の響きを知ることから始めます。
学習者のことを考え、発音学習に3つの目標を設定しました。
「サバイバルのためにこれだけは」、「円滑なコミュニケーションのために」、「~語らしさを身につける」の3つで、これらの目標設定は全ての言語で同じです。
例文には日常的な語彙や表現を用い、実用的なコミュニケーションに役立つように工夫しました。
また、ウェブ教材の特色を活かした練習をたくさん入れ、問題を解きながら発音が身につくようになっています。