東京外国語大学言語モジュール

天気や日時の表し方 (it を使った文)

(1) 天気の表し方
 
 「雨がふっています」や「暑いです」のように、天気を話題にするときの言い方を見てみましょう。
 
 「雨がふっています」は、
It's raining. と表現できます。
 
It's (=It is)  で文が始まっていますね。
☞ It is raining. は、文字どおりには、「雨がふっているところです」という意味です。
 
 「雪がふっています」ならば、
It's snowing. と表現できます。
 
It's (=It is)  で文が始まっていますね。
☞ It is snowing. は、文字どおりには、「雪がふっているところです」という意味です。
 
 
 こんどは、暑いや寒いと言う場合を見てみましょう。
 
 「暑いです」は、
It's hot. と表現できます。
 
 「寒いです」ならば、
It's cold. と表現できます。
 
☞ 両方とも It's (=It is)  で文が始まっていますね。
 
 
 晴れや曇りについて言う場合も見ておきましょう。
 
 「晴れています」は、
It's sunny. と表現できます。
 
 「曇っています」は、
It's cloudy. と表現できます。
 
☞ 両方とも It's (=It is)  で文が始まる例ですね。
 
 
 また、「きょうは天気のよい日です」という意味では、
It's a nice day today. のように表現することができます。
(2) 時刻の表しかた
 
 まず、時刻をたずねる表現を見てみましょう。
 「何時ですか?」と質問する場合は、
What time is it? と表現できます。
 
 これに対して、たとえば、「3時です」答えるのであれば、
It's three o'clock. と表現できます。
 
It's (=It is)  で文が始まっていますね。
o'clock は「…時」という意味で、きっかりの時間を示します。「何分」まで言わないときに使えることばです。
☞ ただし、o'clock を付けずに、It's three. と表現してもかまいません。
 
 「7時です」ならば、同じように、
It's seven o'clock. と表現することができます。
 
 
 では、「2時10分です」のように、「何分」まで言う場合はどうでしょうか。
 簡単に言いたければ、、
It's two ten と言うことができます。
 あるいは、「2時を10分すぎている」と考えて、
It's ten past two. とか、
It's ten after two. のように表現することもできます。
 
 「3時55分です」と答えるのであれば、
It's three fifty-five. と表現することができます。
 あるいは、「4時5分前」(→「4時まで5分ある」)と考えて、
It's five to four. と表現することもできます。
(3) 曜日の表しかた
 
 「きょうは何曜日ですか?」とたずねねたければ、次のように表現することができます。
What day is it today?
 
 あるいは、もっとはっきり言いたければ、
What day of the week is it today? のように表現してもよいでしょう。
 
 これに対して、たとえば、「月曜日です」と答えるのであれば、
It's Monday. と表現することができます。
 
It's (=It is)  で文が始まっていますね。
 
 ここで、日曜日から土曜日の言い方をあげておきましょう。
 
   日曜日 Sunday
   月曜日  Monday
   火曜日  Tuesday
   水曜日  Wednesday
   木曜日  Thursday
   金曜日  Friday
   土曜日  Saturday