(1) 「わたしは~」の表し方
「わたしは~」や「ぼくは~」と言うときは、I を使います。I はいつも大文字で書きます。
例を見てみましょう。
I am a singer. (わたしは歌手です)
I play baseball.(ぼくは野球をします)
☞ 日本語では、自分のことをさして言うときに、「わたし」「わたくし」「ぼく」「おれ」などいろいろな言い方がありますが、英語では I だけです。
(2) 「わたしたちは~」の表し方
「わたしたちは~」というように、自分をふくんで2人以上の人をさして言うときには、we を使います。
We are pianists.(わたしたちはピアニストです)
We like music.(わたしたちは音楽が好きです)
☞ we は「わたしたちは~」を意味しますから、pianist に s がついています。s は、ものや人が2つ、2人以上いのときにつけるしるしでしたね。
(3) 「あなたは~」の表し方
「あなたは~」というように、いま自分が話している相手のことをさして言うときには、you を使います。
You are a junior high school student.(あなたは中学生です)
You play soccer.(あなたはサッカーをします)
☞ 日本語では、相手のことをさして言うのに、「きみ」「あなた」「おまえ」などいろいろな表現がありますが、英語では you だけです。
(4) 「あなたたちは~」の表し方
「あなたたちは~」の表しかたは、「あなたは~」と言うときと同じで、you です。
You are pilots.(あなたたちはパイロットです)
You speak English.(あなたたちは英語を話します)
(5) 「彼は~」「彼女は~」の表し方
自分でもなく、自分が話している相手でもない、ほかのだれかをさして「彼は~」「彼女は~」と言うときは、それぞれ he, she を使います。
He is a doctor. (彼はお医者さんです)
She is a teacher. (彼女は先生です)
☞ he は男の人・男の子に、she は女の人・女の子に使います
(6) 「それは~」の表し方
一度出てきたものをさして、「それは~」と言うときは、it を使って表します。
My father has a motorcycle. It is a Honda.
(わたしの父はオートバイを持っています。それはホンダ製です。)
☞ 最初の文に出てきた a motorcycle(1台のオートバイ)をさして、2番目の文では it と言っています。
(7)「彼らは~」「彼女たちは~」「それらは~」の表し方
「彼らは~」「彼女たちは~」「それらは~」と言うときは、they という形を使います。
Do Taro and Ken play tennis? (太郎とケンはテニスをしますか?)
-Yes, they do. (はい、彼らはします。)
Do Hanako and Mary play badminton? (花子とメアリーはバドミントンをしますか?)
-No, they don’t. (いいえ、彼女たちはしません。)
I bought two CDs yesterday. They are excellent.
(わたしはきのうCDを2枚買いました。それらはすばらしいです。)
☞ they は性別にかかわらず使うことができますから、「彼らは~」「彼女たちは~」のどちらの意味も表すことができます。
☞ they は、 人だけではなく、ものをさして「それらは~」という意味を表すこともできます。two CDs (2枚のCD) をさして、they (それらは) と言っています。
(8) まとめ
このステップのまとめをしておきましょう。
自分のことをさして言う
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I
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自分たちのことをさして言う
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we
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話している相手(1人でも、2人以上でもよい)をさして言う
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you
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自分でも話し相手でもない、ほかのだれかをさして言う
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he (男性)
she(女性)
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一度出て来たものをさして「それは~」と言う
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it
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「彼らは~」「彼女たちは~」「それらは~」と言う
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they
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