東京外国語大学言語モジュール

英語ってどんな言葉?

(1) 身のまわりの英語の単語
 
 まずは、カタカナ語にもなっている英語の単語をいくつか見てみましょう。
                                                                                     
   ペン            →  pen              コンピューター     → computer
   レモン    →  lemon           バナナ                → banana
   バッグ         →  bag               ドア                    → door
   パイロット    →  pilot      ピアニスト          → pianist
 
 ほかにも英語の単語の例を見てみましょう。
 
     犬              → dog              ねこ                → cat
     自動車       → car              公園                 → park
     医者           → doctor         先生                → teacher
 
 知っている言葉がいくつかありますか。
 さがしてみると、皆さんの身のまわりには英語の単語がいろいろとあるようですね。
 
(2) 英語では「いくつあるか」が重要
 
 英語では「いくつあるか」がとても重要です。
 日本語だとペンは1本あっても2本あっても「ペン」ですが、英語だと1本ある場合と2本以上ある場合とでは表し方がちがいます。
 
ペンが1本の場合は     → a pen
 
☞ pen という単語の前に、“a” がありますね。
 
 
ペンが2本以上ある場合は → pens
 
☞ pen という単語のすぐうしろに、s がついていますね。
 
 
人について言うときも同じです。
 
お医者さんが1人いる場合は    → a doctor
 
☞ doctor という単語の前に、“a” がありますね。
 
 
お医者さんが2人以上いる場合は → doctors
 
☞ doctor という単語のすぐうしろに、s がついていますね。
 
 
★1つまたは1人の場合は、その単語の前に “a” があります。
 a pen (ペン), a doctor (医者)
 
★2つまたは2人以上の場合は、その単語のすぐ後ろに s をつけます。
 pens (ペン), doctors (医者) 
(3) わたし(ぼく)、あなた、彼、彼女
 
 英語では「わたし」や「ぼく」のことをどのように言うのでしょうか。みぢかな例から考えてみましょう。
 
 ドラマなどでよく耳にする、「アイラブユー」。この意味を知っていますか。
 日本語にすると、「わたし(ぼく)はあなたを愛しています」ですが、これを覚えていれば、英語で「わたし」(「ぼく」)も「あなた」も言うことができるようになります。
 
 そう、アイ(I)が「わたし」(「ぼく」)、ユー(you)が「あなた」です。
 そのほかに「彼」はhe(ヒー)、「彼女」はshe(シー)と言います。