東京外国語大学言語モジュール

053: zu不定詞・zu不定詞句の作り方

 zu不定詞句の作り方はとても簡単です。まず日本語と同じ順序に語句をならべ,最後にある不定詞の直前にzuを置けばできあがりです。ステップ15などで学んだ「ドイツ語の文を作る手順」の途中までと思えばいいですね。英語のto不定詞と違い,ドイツ語ではzu不定詞が最後に置かれるというのがポイントです。例を見てみましょう。
 
(3)
ドイツ語を・2年間で・完璧に・習得すること
 
 
⇒ Deutsch in 2 Jahren perfekt zu lernen
 
(4)
来週・国立劇場で・シラーの「群盗」を・見ること
 
 
⇒ nächste Woche im Nationaltheater die Räuber von Friedrich Schiller zu sehen
 なお,分離動詞は分離前つづりと基礎動詞の間にzuを入れてzu不定詞を作ります。一旦前つづりを外し,動詞本体の直前にzuを置いて,前つづりを付け直すと考えてください。ステップ44のカードで見た,分離動詞の過去分詞と同じことですね。
aufzustehen 起きること (過去分詞は aufgestanden)
anzurufen 電話をかけること (過去分詞は angerufen)