(1) 数詞3〜10 の名詞修飾用
名詞修飾用の数詞を、単独用と並べて表にしておきます。
単独用の語尾が全て-aであるのが特徴ですが、名詞修飾用の語尾はすべて子音です。
|
単独用 |
名詞修飾用 |
3 |
talaata |
talat |
4 |
arba9a |
arba9 |
5 |
xamsa |
xamas |
6 |
setta |
sett |
7 |
sab9a |
saba9 |
8 |
tamanya |
taman |
9 |
tes9a |
tesa9 |
10 |
9ashara |
9ashar |
※名詞修飾用の数詞 sett (6) は、語末に子音が2つ連続しているので、後に来る名詞の語頭の子音の前に必ず、挿入母音eが入ります。そこで表でもeをつけて示しました。
(2) 名詞修飾用の用法
名詞の数をいうとき、ふつう名詞修飾用を用います。
[名詞修飾用] + [名詞複数形]
خمس رجاله
(
5人の男性
)
[
xamas reggaala
]
ست شنط
(
6つのカバン
)
[
sette shonaT
]
※定冠詞をつけて、名詞の後ろから単独用で数を言うこともあります。(Step 88)で解説してあります。
(3) 修飾する名詞複数形が母音で始まるときは、数詞と名詞の間に-t-を入れます。
خمس تشهر
(
5ヶ月
)
[
xamas t oshhor
]
تلات تيام
(
3日間
)
[
talat t iyyaam
]
(4) 定冠詞の付け方
定冠詞を付けるときは、数詞の前だけに定冠詞をつけます。
تلات رجاله
(
ある3人の男性
)
[
talat reggaala
]
التلات رجاله
(
その3人の男性
)
[
et-talat reggaala
]
※定冠詞をつける場合、もう一つの方法があります。名詞の複数形の後ろに単独用数詞を言い、その両方に定冠詞をつけるものです。
er-reggaala t-talaata 3人の男性