Situation in Japanese
Malaysian English
Japanese
Pronunciation
Vocabulary
A リー(中華系) Lee B リリ(マレー系) Lili
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A
Eh, so, are you going to go to Wei Soon’s party on Saturday?
ねえ、土曜日にあるウェイ・スーンのパーティーに行く?
"are"、"party"の"r"は英英語と同様、発音されていない。
B
I don’t know lah.
わからない。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
I really want to go, but it depends…
すごく行きたいんだけど、場合によるかな…。
"go"の"o"は単母音化して、「ゴー」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。"but"、"it"の"t"は開放が省略されていて聞こえない。
A
On what?
何の?
"What"の母音は米英語と同じ[ʌ]で発音されている(英英語では/ɔ/)。
B
Actually, maybe you know.
そうだ。あなたは知ってるかも。
"know"の"o"は単母音化して「ノー」のように聞こえ、"maybe"も単母音化して「メービー」のように聞こえる(マレーシア英語の特徴)。
A
Not sure leh. Why?
わからないなあ。なんで?
"Not sure leh."の"Not sure"が連結して「ノッチュレー」に聞こえる。
leh "leh"は中国語の強調するときに文末に置く間投詞。広東語の「哩」あるいは「唎」。
B
She irritates me lah.
ミナって私をイライラさせるの。
"irritates"の第1強勢が"ta"の部分にある(マレーシア英語の特徴。米英語・英英語では第一音節にある)。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
I don’t think she means it,
わざとじゃないとは思うんだけど、
but she talks non-stop like makcik bawang.
ゴシップ好きなおばさんみたいにずっと喋るじゃない。
"but"の"t"は声門を閉じ、息を止めている(声門閉鎖音)。"stop"の"p"は開放が省略されており、聞こえない。この話者の"talks"の"t"は無気音で発音されている。
makcik bawang auntie who likes to gossip "makcik bawang"はマレー語で"auntie who likes to gossip"の意味。「ゴシップ好きなおばさん」という意味だが、「悪口を言う人」や「他人を批判する人」という意味でも使われる。
A
Oh. I know what you mean lah.
ああ、言いたいことはわかるよ。
"mean"の"ea"は短く発音されている(マレーシア英語の特徴)。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
But don’t care about her.
でも、気にしなければいいじゃないか。
"about"の語末の"t"は脱落している。また、英英語と同様に、"care"の"r"は発音されていない。イントネーションの核が英・米英語では"care"に置かれるが、"her"に置かれている。
But don’t care about her. But you don't have to care about her. "But don't care about her.""But you don't have to care about her."の意味。「でも彼女のことを気にしなければいいじゃないか」
B
I know, I know.
わかる、わかるんだけど、
2回出てくる"know"の"o"はどちらも単母音化して、「ノー」のように聞こえる。(マレーシア英語の特徴)。
But I think if she’s going, I dowan to go lah.
でも、もしミナが来るなら、私は行かないかな。
"go"の"o"も単母音化して、「ゴー」のように聞こえる。(マレーシア英語の特徴)。
dowan don't want "dowan to"は"don't want to"の意味。"dowan"はマレーシア英語のつづり。「~したくない」
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
A
Okay, okay. If I know anything, I’ll tell you lah.
よし。何かわかったら、君に伝えるよ。
2回出てくる"okay"の"o"や"know"の"ow"は全て単母音化して、「オッケー」、「ノー」のように聞こえる。また、"anything"の"th"は[t]の音で発音されている(マレーシア英語の特徴)。
lah "lah"は親しいマレーシア人同士の会話で、文末によく使われる中国南部方言(特に福建語と広東語)由来の間投詞。シンガポール英語でもよく使われる。
Hope she’s not coming because I really want you to come.
ミナが来ないといいね。君にはパーティーに来てほしいから。
"coming"の"ing"の部分にも強勢が置かれている(マレーシア英語の特徴。米英語・英英語では"ing"は弱く発音される)。
Hope she’s not coming I hope she's not coming "Hope she's not coming"は"I hope she's not coming"の意味。「彼女が来ないといいね」
B
Yeah. Me too.
ええ、そうね。
Yeah. Yeah. "Ya"は"Yeah"の意味。「はい」「ええ」
‘Cause I also want to come.
私も行きたいから。
‘Cause Because "‘Cause"は"Because"の意味。「なぜなら~だからだ」
Place: 大学の食堂で
Situation: リーがリリをパーティーに招待する。