Situation in Japanese
Welsh English
Japanese
Pronunciation
Vocabulary
A ギャレス Gareth B リアノン Rhiannon
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A
Excuse me.
ちょっといいですか。
"'scuse me"のように発音されている。
A
Sorry to bother you, love,
すみません。
"bother"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。
love "love"は豪英語などでは通常親しい間柄でしか使わない表現だが、ウェールズ英語では初対面の相手に対して使うこともある。
but I seem to be a bit lost.
道に迷ったみたいなんです。
B
Oh, where are you trying to go to?
どこに行こうとしているんですか。
A
I'm looking… looking for Clwb Ifor Bach.
クラブ・イヴォール・バッハを探しています。
"Ifor"の"r"は舌先で歯茎を一瞬叩くようにして発音する、たたき音になっている。また、"Bach"の"ch"は喉の奥のほうで「ハ」の音を出すような発音(無声軟口蓋摩擦音)になっている(ウェールズ英語の特徴)。
Clwb Ifor Bach "Clwb Ifor Bach"はカーディフ中心地にある、ライブ音楽、ナイトクラブ、ウェールズ語ランゲージセンター、コミュニティセンターが一体になったパブのこと。「クラブ・イヴォール・バッハ」
Do you know it?
ご存知ですか。
Yes/No疑問文は通常、上昇調で発音されるが、この文は下降調で発音されている。
B
Oh, that's over on Womanby Street.
ああ、ウォンビー通りの。
"over on"は繋げられているため、"r"が発音されている(linking-r)。この"r"は標準的な英語と同じ接近音で発音されている。
Womanby Street "Womanby Street"はクラブ・イヴォール・バッハがある通りのこと、「ウォンビー通り」
A
And where's that to?
その通りはどこですか。
where's that to? "where's that to?"は"Where's that?"の意味。ウェールズ英語では、"Where to is X?"や"Where is X to?"など、"Where"が前置詞の"to"を伴うことがある。「それはどこにありますか」
B
Um, opposite the castle.
お城の反対側です。
"castle"の"a"は口の前の方を広く開いて、日本語の「ア」に近い発音となっている(ウェールズ英語の特徴)。
the castle この場合の"the castle"はカーディフ中心地にある"Cardiff castle"のこと。「お城」、「カーディフ城」
Ok, see the multi-story car park over by there?
向こうにある立体駐車場が見えますか。
"car"、"park"、"over"、"there"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。"park over by there"はつなげて発音されており、「パーコゥヴバィデー」のように聞こえる。
over by there over there "over by there"は"over there"のこと。ウェールズ英語では場所を表す単語の前に前置詞を置くことがある。「向こうに」
B
Well, turn right just after the car park,
駐車場をすぐ右に曲がって、
"turn"、"after"、"car"、"park"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。また、"after"の"a"もイングランド英語と同じく、口を広く開けて、舌の後部を下げた後舌母音で発音されている。
then take the first left.
次に最初の角を左に曲がってください。
"first"の"r"は発音されていない(non-rhotic;イングランドの英語と同じ)。"first"の"t"は脱落している。
The club is about halfway down the street.
クラブ・イフォール・バッハは通りの真ん中くらいにありますよ。
"club is"は縮約形(club's)で発音されており、"club is about"の部分はつなげて「クラブザバウッ」のように聞こえる。
A
How long do you reckon it will take to walk there?
歩くとどのくらいかかるでしょうか。
"reckon"の"e"は、非常に長く発音されていて、強音節の"reck-"の声が低く、弱音節の"-on”の声が高い(ウェールズ英語の特徴)。"it will"は縮約形(it'll)で発音されている。"How long do you recon it will take"で「ハウロン ジュ レーコニル」のように発音されている。
reckon think "reckon"は"think"のこと。「~を考える」ウェールズ英語でよく使われる。
B
Oh, it's not far at all.
そんなに遠くないですよ。
"far"の"r"は"at"と繋げられるため、発音されている(linking-r)。この"r"は標準的な英語と同じ接近音で発音されている。
You'll be there in a few minutes.
数分で着きます。
"there"の"r"は"in"と繋げられるため、発音されている(linking-r)。この"r"は標準的な英語と同じ接近音で発音されている。
A
Ah, tidy. Cheers, love,
それはよかった。どうもありがとうございます。
tidy great, wonderful "tidy"は"great"あるいは"wonderful"の意味。「素晴らしい」
Cheers thank you "cheers"は"thank you"の意味。「ありがとう」
love "love"は豪英語などでは通常親しい間柄でしか使わない表現だが、ウェールズ英語では初対面の相手に対して使うこともある。
you've really helped me out.
すごく助かりました。
"helped"の"ed"の発音は脱落しており、聞こえない。
Place: 町の中心地にある通り
Situation: ギャレスがリアノンにクラブ・イフォール・バッハの場所を尋ねる。