A
What are you after?
ご注文はお決まりですか。
"What"の"Wh"は[ʍ]、"t"は声門閉鎖音で発音されているので、「ホワッ」のように聞こえる。(スコットランド英語の特徴)。
What are you after?What would you like?"What are you after?"は"What would you like?"の意味。「ご注文はお決まりですか」
B
I’m no sure yet.
まだ決まってないです。
"I'm"は単母音化しており、「アーム」のように聞こえる(スコットランド英語の特徴)。"sure"の母音に後続する"r"は接近音で発音されている。
A haggis supper or a fish supper.
ハギスか魚のポテトセットにしようかと。
"r"の音にバリエーションが見られる。"supper"の"r"はイングランドの標準的な発音と同様に発音されていない。一方で、"or"の"r"では舌先で歯茎を叩いて発音するたたき音を用いている。
haggis"haggis"は羊の内臓のミンチ、玉ねぎ、ハーブ、牛脂を羊の胃に詰めて煮たスコットランドの伝統料理のこと。
supperwith chips"supper"は"with chips"という意味で、ポテトがついたセットメニューのこと。「ポテトセット」
A
We’ve just got some haddock in.
コダラがいくつか入りましたよ。
"got"の"t"は声門閉鎖音で発音されており聞こえない(スコットランド英語の特徴)。"just"の"t"は脱落している。
haddock"haddock"はコダラのことで、フィッシュアンドチップスでよく使われる小ぶりのタラのこと。
B
That sounds good then! I’ll have that.
いいですね!それにします。
"sounds"の"ou"の二重母音は出だしの口の開きがイングランド英語と比べて狭い母音になっている。また、"good"の"oo"部分の母音は舌の盛り上がる位置が前寄りになっている(スコットランド英語の特徴)。
Make it a supper.
セットでお願いします。
"it"の"t"は声門閉鎖音になっており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。"supper"の"r"は標準的なイングランドの発音と同様に発音されていない。
Can I have a fishcake as well, please?
フィッシュケーキももらえますか。
"fishcake"の"i"の出だしは口を閉じ気味にして発音され、"a"は単母音化しているため、「フェッシュケーク」のように聞こえる。
fishcake"fishcake"はほぐした魚のすり身とジャガイモを混ぜてハンバーグのような形にして焼いた料理のこと。「フィッシュケーキ」
A
Is that with chips?
ポテトも付けますか。
"that"の"t"は声門閉鎖音で発音されており、聞こえない(スコットランド英語の特徴)。
chipsFrench fries"chips"は米英語では"French fries"のこと。「フライドポテト」
B
Aye, another supper.
はい。別のセットでお願いします。
"another"、"supper"の"r"はイングランドの標準的な発音と同様に発音されていない。
AyeYes"Aye"は"Yes"の意味。スコットランド英語では頻繁に使用される。「はい」
A
Here or to go?
イートインですか。持ち帰りですか。
"Here"や"or"にみられるように、この話者は母音に後続する/r/を米英語と同様に接近音で発音することが多い。
B
Take out, thanks.
持ち帰ります。
"Take out"の母音は単母音化して、「テークウートゥ」のように聞こえる。また、"thanks"の"a"は口の開きが大きく、日本語の「あ」に近い音になっている(以上、スコットランド英語の特徴)。
A
I’ve just put fresh chips in, so it’ll be 10 minutes.
今ポテトを揚げています。10分かかります。
B
Nae bother.
大丈夫です。
Nae bother.No problem."Nae bother."は"No problem."の意味。「問題ありません」
Place: フードコート
Situation: エミリーがアンディーに商品の提案をする。