A
   
 Wow, that looks great.
わー、おいしそうね。
    
 What is it?
何?
"what"の/t/は有声で、"it"の/t/は声門閉鎖音。"What is it"は繋げられて、「ワリズィッ」のように聞こえる。
      B
   
 It's just some chicken. I made it last night.
ただのチキンよ。昨日の晩、つくったの。
"just"の/t/は発音されていない。"just some"は繋げれて「ジャッスム」のように聞こえる。"lAst"は、アメリカ英語では/æ/だが、カナダ英語では日本語の「ア」と同じになる。また、/t/も脱落していて、「ラース」のような発音になっている。
      A
   
 How'd you make it?
どうやってつくったの?
      B
   
 It's really simple. I cook it with orange and paprika.
簡単よ。オレンジとパプリカでつくったの。
"paprika"は2音節目にアクセントが置かれている。この語はアメリカ英語では2音節目にアクセントが置かれることが多いが、イギリス英語では1音節目。カナダ英語では両方ある。
      A
   
 It smells so good!
とてもいいにおいがする!
      B
   
 Do you wanna try some?
ちょっと食べてみる?
      A
   
 No no, it's yours. I don't want to eat your lunch.
いい。あなたのよ。食べちゃ悪いから。
      B
   
 No, it's no problem. I've got lots.
いいのよ。たくさんあるから。
    
 Here, just try a little piece.
小さいのを食べてみて。
"just"の/t/は発音されていない。"just try"で「ジャスチュライ」のように聞こえる。
      A
   
 Here, you take some of my salad in return.
じゃ、お返しに、私のサラダをどうぞ。
"of"の/v/は発音されておらず、"some of my"で「サママイ」のように聞こえる。
      B
   
 Are you sure?
ほんとに?
"sure"は「シャー」のように発音されている。"Sure"の発音は、アメリカ英語とカナダ英語では/ʃʊɚ/と/ʃɚ:/がある。口語では、後者の/ʃɚ:/、つまり「シャー」のように発音することの方が多い。
      A
   
 Yeah, here you go.
うん、どうぞ。
      B
   
 Wow, this is great.
わー、おいしい。
      A
   
 So is this. We'll have to trade recipes.
これもよ。レシピを教え合おうよ。
     
    
      
         Place: office lunchroom オフィスの休憩室 
         Situation: Coworkers eat lunch together ローラとルネーが昼食を一緒に食べている