A
   
 Hey! How're you doing?
やあ!元気にしてる?
      B
   
 Good, good. How are you?
元気だよ。君は?
"How are you?"の"you"には対比のアクセントが置かれている。
      A
   
 Good. Come on in!
元気よ。家にあがってってよ!
"Come on in"は繋げられて、「カモニン」のように発音されている。
      B
   
 Oh no, it's okay.
あぁ、いや、いいんだ。
    
 I'm actually on my way out, eh?
実は出かけるところでね。
"OUt"は、始まりの舌の位置が高めで「アゥ」ではなく「オゥ」のように発音される。Canadian Raisingと呼ばれる現象。また、"out"の/t/は有声で、"way out, eh"は繋げられて「ウェイオゥレイ」のように聞こえる。
 on my way outabout to leaveon my way outは"about to leave"の意味。「出かけるところで」
 eh?ここの"eh"は、「語りのeh」(narrative eh)と言われ、何かについて語る時の間投詞。"eh"の最もカナダ的用法の一つ。ここでは「~でね」というつなぎ文句。
    
 I just wanted to give this back to you.
これを返したかっただけなんだ。
"just"の/t/と、"wanted"の/d/は発音されていない。そのため、"just wanted to"で「ジャスウォナットゥ」のように聞こえる。
      A
   
 How did the cookies turn out?
クッキーの出来はどうだった?
 turn outcome out (describing results)"how did … turn out?"は結果や出来具合についての尋ね方で、"turn out"は"come out (describing results)"の意味。「~の出来はどう?」
      B
   
 Fantastic. Thanks to your amazing cookie sheet.
すばらしかったよ。君のすばらしいクッキングシートのおかげだ。
"fantAstic"は、アメリカ英語では/æ/だが、カナダ英語では日本語の「ア」と同じ音色になる。
    
 Allison loved it so much she went out and bought the exact same thing.
アリソンがすごく気に入って、全く同じものを買ってきたよ。
      A
   
 Oh good. I'm glad.
良かった。うれしいわ。
      B
   
 Thanks for letting us borrow it.
貸してくれてありがとう。
"letting"の/t/は有声で、「レリン」のように聞こえる。
      A
   
 No problem. Anytime.
どういたしまして。
      B
   
 This is for you.  From our tree.
これを君に。僕らの木から取れたんだ。
      B
   
 It's nothing.
このくらい大したことないさ。
      A
   
 It's beautiful. I can't wait to eat it.
おいしそう。早く食べたいわ。
can'tの/t/は発音されていない。can'tはカナダ英語とアメリカ英語では/æ/、英英語では/ɑ:/。
      B
   
 I hope you like it.
気に入ってくれると良いんだけど。
      A
   
 I'm sure I will. Thanks so much.
きっと気に入るわ。本当にありがとう。
      B
   
 No problem. Bye.
どういたしまして。じゃあね。
     
    
      
         Place: ジェーンの家の前 
         Situation: エヴァンがジェーンに借りていたクッキングシートを返す