pásele
:"pásele (< pasar + le)"は「よってらっしゃい」にあたる表現で、屋台などの店頭で客寄せによく用いられる。メキシコでは特定の指示対象を持たないと考えられる"le"(間接目的格人称代名詞3人称単数形)が動詞の命令形に接尾した表現が頻繁に用いられる(ándale、ándele、súbanleなど)。また、"qué húbole (= qué hay, qué tal)"「やあ、どうだい調子は(人に会った時のくだけた挨拶表現)」や"órale"「がんばれ、すごい、オーケー(励ましや驚き、承諾を表す)」、"híjole"「なんと(驚きを表す)」などのように、動詞以外の語句にも付いて間投詞として固定化した表現もある。ué húbole (= qué hay, qué tal)"「やあ、どうだい調子は(人に会った時のくだけた挨拶表現)」や"órale"「がんばれ、すごい、オーケー(励ましや驚き、承諾を表す)」、"híjole"「なんと(驚きを表す)」などのように、動詞の命令形以外の語句にも付いて間投詞として固定化した表現もある。
Gusta
:"gusta"はここではスペインのスペイン語で"quiere"にあたる表現で、「…を欲する」のように欲求を表す。動詞の主語が欲求を抱く主体となる点で、Me gusta México「私はメキシコが好きです」やMe gusta cantar「私は歌うのが好きです」のように間接目的格人称代名詞(me, te, le, nos os, les)が嗜好をもつ主体となり好みを表す表現と異なる。