東京外国語大学言語モジュール

“连~都 / 也…”

1.強調表現
 1つの事柄を例として取り立てて述べる強調表現です。“连~都/也/还”という枠組みの中に,取り立てる成分を入れて表現します。“连”は介詞,“都/也/还”はいずれも副詞です。
天上没有月光,连星星也没有。
(空には月の光がなく,星さえもない。)
[Tiān shang méi yǒu yuèguāng, lián xīngxing yě méi yǒu.]
连我都知道了,他当然知道。
(私でさえ知っているのだから,彼は当然知っている。)
[Lián wǒ dōu zhīdao le, tā dāngrán zhīdao.]
2.動詞が取り立てられる場合
 動詞が上記の枠組みに入ることもあります。その場合は“都/也/还”の後にもう1度動詞を繰り返し,かつ否定形が来ます。
这么大的事,你怎么连问都不问?
(こんなに大きなことなのに,あなたはどうして尋ねもしないのですか。)
[Zhème dà de shì, nǐ zěnme lián wèn dōu bú wèn?]
朋友给他的信,他连看也没看。
(友人が彼にあげた手紙を彼は見もしなかった。)
[Péngyou gěi tā de xìn, tā lián kàn yě méi kàn.]
3.数量が取り立てられる場合
 数量が取り立てられ,数が少ないことを強調できます。多くの場合数量は“一”に限られ,後には否定形が来ます。このような場合“连”はしばしば省略され,cardset-032の全面否定の表現につながります。
到这儿以后,我连一天也没休息。
(ここに来てから,私は1日も休んでいない。)
[Dào zhèr yǐhòu, wǒ lián yì tiān yě méi xiūxi.]