東京外国語大学言語モジュール

接続法の用法

  法には,話し手が表現内容を「事実として客観的に提示する」ときに用いる動詞の変化形である直説法と,「動詞が表す内容が事実であることを疑ったり,あるいは,まだ実際に起きていない可能性の面を強調したり,譲歩節などのような主観的判断を交えて表現される」場合に用いられる接続法があります.接続法では仮想的な内容が表され,事実かどうかの判断は保留されています. 接続法は,従属文で用いられることが多い時制です.