朝鮮語使用地域と人口
朝鮮語は朝鮮半島の大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国で主に話されており、その話者人口は大韓民国で約4500万人、朝鮮民主主義人民共和国で約2200万人です。この他に、中国の東北地方(延辺朝鮮族自治州・長白朝鮮族自治県など)に約200万人、アメリカ(西海岸地方など)に約200万人、日本に約60万人、旧ソ連地域(サハリン・沿海州・中央アジアなど)に約50万人の朝鮮民族が居住していますが、このうち中国とアメリカに住む朝鮮民族のほとんどが朝鮮語を母語としています。従って、合計すると7000万人ほどの人が朝鮮語を母語として使用している計算になり、朝鮮語は世界で15番目前後に多い話者人口を抱える言語です。