東京外国語大学言語モジュール

存在

 日本語では、生物(動くもの)か無生物(動かないもの)かで「いる」「ある」を使い分けますが、カンボジア語では、存在するかどうか(存在)、存在することはわかっているがどこにあるのか(所在)、によって異なる動詞を使います。

 存在物は述語の後に補語として置きます。
 主語は必要でなければ言いません。
 
1.ある+山=山がある。
2.~ない+ある+人=人がいない。
 
 解説に進んで例を確認しましょう。