東京外国語大学言語モジュール

カンボジア語文法の特徴

 まず最初に、カンボジア語の文法の全体像を簡単にご紹介しておきます。
 
 これからカンボジア語を学ぶ上で、単語の活用(形の変化)をひたすら暗記したり、「て」「に」「を」「は」に悩むことはありません。その代わり、語と語の並ぶ順番が大切になります。<A+B>の語順を変えて<B+A>としても正しいカンボジア語の文になるけれど、文の意味が違う、ということはよくあります。
 
 そこで、この先の3つのレッスン(ステップ番号は001から009まで)の説明を丁寧に読み、語順の原則をよく理解してください。その後のステップでは、語彙を増やし、いろいろな表現を学びますが、新しく規則を覚えるわけではありません。