これだけは覚えよう
1 「や」は助詞です。複数の名詞をつなぎます。
2 「や」はN1、N2のように、該当する項目のいくつかを例として示すときに使います。ほかにも該当する項目があることを暗示します。
3 「や」でつながれた名詞は、文の中で一つの名詞のように使えます。
(3)[郵便局の前や駅のそば]にポストがあります。
(5)わたしの部屋に[机やベッドやテレビ]などがあります。
¶「など」は助詞で、ほかに同類のものが存在することを暗示します(「など」の用法については「副助詞」の解説
Ⅵ)。ただし、「など」は人には使いません。人のときは「たち」を使います。
5 「と」との違いは、該当する項目をすべて示すか示さないかということです。