接頭辞 ter- の機能は、大まかに以下の3つに分類できます。
【1】形容詞を語幹として「最も~」の意となる ter- 派生語を形成する。
【2】自動詞を語幹として「ふと~する,~してしまう」の意となる ter- 派生語を形成する。
【3】meN- 他動詞に対応した ter- 派生語を形成する。
ここでは、【1】と【2】すなわち形容詞と自動詞を語幹とする ter- 派生語を取り上げます。
なお、接頭辞 ter- は、r で始まる語幹に対しては te- となります。
(例) rasa「感じ,味」 → terasa「感じられる」