東京外国語大学言語モジュール

Step3 : 知覚動詞

知覚動詞というのは、écouter 「聴く」、entendre 「聞こえる」、regarder 「観る」、voir 「見る」のような動詞をいいます。これらの動詞は、カード93で学んだ使役動詞と同じように、不定詞をともなった構文をとります。まず entendre と voir の例を見てみましょう。
(1) Hier soir, j'ai entendu un chien aboyer. 
   昨晩、犬がほえているのが聞こえた。
(2) J'ai vu des enfants monter aux arbres.
    子どもたちが木に登っているのが見えた。
動詞 entendre, voir +目的語(次にくる不定詞の意味上の主語)+不定詞 aboyer, monter の語順になっています。よろしいでしょうか。
解説に進みますが、詳しい文法説明は不要だと思う人は、解説を飛ばして、すぐに例文に進んでもかまいません。