名詞の数
名詞には単数形と複数形があります.
複数形は,単数形に -s をつけて作るのが基本です.
1. 単数形が母音(a, e, i, o, u) で終わる場合,そのまま -s をつけます:
単数形+ -s: casa 家 → casas.
|
ただし,単数形がアクセントのある母音で終わる場合は
café コーヒー → cafés, té お茶 → tés のように,そのまま -s をつけるものと
maní ピーナッツ → maníes のように,間に -e- を挟むものがあります.
2. 単数形が子音で終わる場合,-e- を挟んでから -s をつけます:
単数形+ -es: país 国 → países, rey 王 → reyes.
|
a) 単数形が「アクセントのない母音+ -s」で終わっている場合は ,何もつけずにそのままで複数形になります.
paraguas 傘, lunes 月曜日
b) 単数形が -z で終わる場合,複数形では z を c に変えます.
vez 回(1回,2回,…などの「回」)→ veces
c) 単数形になかったアクセント記号が複数形で現れたり,単数形でついているアクセント記号が複数形で消えたりするものがあります.アクセントがかかる母音に注目してください.
examen 試験 → exámenes, canción 歌 → canciones.
文法上の性が異なる複数の人やものをまとめて指し示すときは,男性複数形を使います.
Teresa y Ramón son mexicanos. テレサとラモンはメキシコ人です.
(女性単数+男性単数→男性複数)