東京外国語大学言語モジュール

ラオス語 発音モジュール理論編について
 本編は、ラオス語の発音の特徴について述べています。
 
 発音表記は、IPA(国際音声字母)を使用しました。ラオス語は、日本語にはない高低の抑揚で、音節全体にかかる「声調」がある言語です。発音記号だけではなかなかわかりにくいので、ぜひとも をクリックして、実際の音声を聞いてください。ただ、ラオス語は地域差のみならず、個人差もとても大きい言語であることをおことわりしておきます。
 
 また、個々の語彙例には、発音記号と共に必ずラオス文字表記も併記してあります。なぜならば、ラオス語は本来、独自の表音文字を表記方法として使用しているからです。先ほど述べた「声調」に関する規則も文字との関係によって決まってきます。従って、本編は発音モジュールですが、発音の体系を述べた後に、発音と文字のしくみについても学習しましょう。
 なお、ラオス文字を表示するためには、下記の内容に従ってください。 
文法モジュール 文字の表示方法 (この教材を閲覧する方へ)