東京外国語大学言語モジュール

カンボジア語 発音モジュール理論編について
カンボジア語発音モジュールへようこそ!
 
 カンボジア語は固有の文字( ភាសាខ្មែរ )を使うので、最初は文字に見えないかもしれません。しかし、実りある学習のためには、文字を敬遠しないで、ぜひ覚えてください。表音文字なので、日本語の文字(漢字も、ひらがなも、カタカナも)を覚えた時よりずっと簡単なはずです。
 
 この発音モジュール及び文法モジュールでは、初学者の発音練習のために発音記号を、また「どうしても時間がない!」という緊急の場合にそなえてカタカナも使っていますが、カンボジア語の音は日本語よりも種類が多いので、カタカナではどうしても正確な音を表すことができません。また、発音記号だけでは、カンボジアの方とのコミュニケーション(名前を書いてもらうなど)にも限界があるのです。
 
 カンボジア(クメール)語の発音についてもっと詳しく知りたい方は、「クメール語」, 坂本恭章, 『言語学大事典 第1巻: 世界言語編上:あ-こ』亀井孝, 河野六郎, 千野栄一編著, 三省堂をぜひご覧下さい。